1990-03-27 第118回国会 衆議院 本会議 第8号
このころ、作家の尾崎士郎さんから「この塩谷は天下第一等の人物として推奨できる。しかし、この男は大物にはなれない。理由は、堅物で、放蕩を知らないからだ。」と言われた先生は、俄然、「私は少年時代から戦争の日本に育ち、戦後は真剣に祖国の再建に取り組んできました。放蕩などしている暇はありません。」と反論されたとのことでございます。
このころ、作家の尾崎士郎さんから「この塩谷は天下第一等の人物として推奨できる。しかし、この男は大物にはなれない。理由は、堅物で、放蕩を知らないからだ。」と言われた先生は、俄然、「私は少年時代から戦争の日本に育ち、戦後は真剣に祖国の再建に取り組んできました。放蕩などしている暇はありません。」と反論されたとのことでございます。
だけど今の、尾崎士郎「人生劇場」の話じゃないんです。この秋の臨時国会で大型間接税をやるという、そういう決意は変わらないということを、私はそういう形でお伺いしているんですが、そういうことですか。
数から申しますと、必ずしも多くありませんが、たとえば登山の槇有恒氏、それから柔道の三船先生、それから演劇では水谷八重子さん、杉村春子さん、それから文学で尾崎士郎さん、この方は亡くなった後でありますが、それから高見順先生、そういうふうな例もいろいろございます。そういうものを今後強めていくべきであるとかように思います。
尾崎士郎の「早稲田大学」という小説を見ますと、大正六年の紛争を境にして早稲田は滅びたという言葉があります。 これは非常に憂慮すべきことでありまして、実は私自身、この問題につきまして、十数年、日本人のだれよりも先に、この私学の助成というものを解決しなければならないということを提唱してきた人間であるというように思います。
たとえば尾崎士郎の「人生劇場」とか漱石の「吾輩は猫である」とかというような特殊な題名を保護する。しかし、この保護する場合に、それを押えるのは不正競争防止法によってこれが押えられるということになっております。まあそれでもいいかもわからないのですけれども、何かここにもっとはっきりと文章で押えるようにしてもらいたいと思うのです。
尾崎士郎の「人生劇場」という、あれを薬でしたか何かの広告に使おうとしたのです。それでさっそく協会であわててそんな薬なんかに使ってもらっちゃ困ると申し入れましたら、向こうもすなおに承知して引っ込めました。つまりそういうときに不正競争防止、これをどういうふうに扱うのかわかりません。
たとえば尾崎士郎の「人生劇場」とか……。ですから、そういう意味では、ここからここという線をひくのは、非常にむずかしいと思うのです。慣用によってこれはだれだれのものだということが一般の常識になっていると思うのですが、その常識の線でやはり判断するよりしようがない。それをはっきり区別するあれはございません。
○政府委員(天埜良吉君) 中央更生保護審査会委員尾崎士郎君は本年二月十九日死亡しましたので、その後任として藤野庄藏君を同審査会委員に任命いたしたく、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。
で、やはり文化功労者を指定していくという、点については、現在、日本の中で該当する人が何十人、何百人おるのか知りませんが、昭和三十九年度では、わずかに亡くなった尾崎士郎さんだけが、亡くなる前の日にきめられたと思うのですね、日付としては、そうなっておりますが、出ていますが、いままでのたとえば、哲学で天野貞祐と、ここに哲学がありますね、Bという人と、どちらがすぐれておるのかということになりますと、なかなかむずかしい
こういう状況の中で、この間なくなられました作家の尾崎士郎さんが、人道主義の立場から、中央更生保護審査会の委員でもあり、生前この無罪を強く主張されておりました。こういうように多くの文化人や著名な日本の代表的な名士によって、平沢は犯人ではない、無罪である、こういう声が圧倒的に強く起きてきております。
○秋山長造君 もう一点お尋ねいたしますが、文化功労者名簿の最後のところに、昭和三十九年二月十八日決定、尾崎士郎、三十九年二月十九日死亡と尾崎さんのことが出ておりますが、尾崎さんのような決定の仕方は、これは過去に例がなかったことだろうと思うのです。ただ例外的に、特におやりになったので、おやりになったこと自体は、別にとやかく言うつもりはありません。
○二宮委員 二月の二十日にはすでに尾崎士郎さんはなくなっておったわけですね。そうしますと、この年金法は終身年金であって、なくなる以前に表彰しなければならない、こういう施行令の条文もあるわけです。なくなった後に、その審査会にかけて、故人である尾崎さんに年金法を施行するということ自体が、法の運用上から考えて私は非常におかしいと思うのです。
○灘尾国務大臣 今回の尾崎士郎氏に対する顕彰の措置でありますが、不明と申せられるならば、まさにそのとおりであるかもしれません。われわれは、御承知のとおり、年に一回たてまえとして選考審査会を開いて、候補者をきめておるわけであります。これが本則でございます。
ただ、先般の質問の際に上村議員から質問のございました尾崎士郎さんの表彰につきまして、これは官房長にお尋ねいたしますが、いつなくなって、いつ審査会にかけて、いつ表彰をやったか、この日時の関係をひとつ明瞭にしていただきたい。法の運用上非常に今後問題を残すことでございますし、そういうような文化功労の人であるならば、なぜ生前にそういうことを選考審査会にかけなかったのか。
またそういう点につきましても、今後もその趣旨をぜひ御実践賜わりたいと思うわけでありますが、法律の関係からなお一点追加してお尋ねをさせていただきたいのは、尾崎士郎さんの場合におきまして、生前の日付でやられるから年金は一回ということになる。
○灘尾国務大臣 尾崎士郎氏がなくなられましたにつきまして、これを文化功労者として顕彰することが、今日までの尾崎氏の文学上あるいは文学界における功績を顕彰するのにふさわしいのではないか、かように考えまして、実は本日の閣議で同氏を文化功労者として顕彰することにきめまして、その手続をとりましたような次第でございます。したがって、先ほど十人と言いましたが、合わせて十一人ということになります。
○上村委員 次に一点でこの法案に対する質問を終わりたいと思いますが、文部省は、去る十九日に尾崎士郎さんがなくなられた。で、その尾崎士郎さんに対しまして文化功労章を贈ったというふうに伝え聞いて承知しておりますが、その事実があるのかないのか。この点をまずもってお尋ねしておきたい。
内閣から、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定により、尾崎士郎君、一木ゆう太郎君を中央更生保護審査会委員に任命したことについて、本院の承認を求めて参りました。 本件を承認することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○政府委員(野本品吉君) 中央更生保護審査会委員久保田万太郎君が本年五月二十五日、同委員大竹武七郎君が本年十一月十一日任期満了となりましたため、後任として尾崎士郎君を十月十二日、一木ゆう太郎君を十一月二十九日それぞれ任命いたしましたので、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定によりまして、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。
○委員長(小沢久太郎君) 別に御発言もなければ、中央更生保護審査会委員に尾崎士郎君及び一木ゆう太郎君の両君を任命したことにつき承認を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
内閣から、日本放送協会経営委員会委員に楠山義太郎君、千葉雄次郎君、平塚泰蔵君、松本軍治君、また運輸審議会委員に中大路俊安君、公共企業体等労働委員会委員に金子美雄君、中央更生保護審査会委員に尾崎士郎君、一木ゆう太郎君、社会保険審査会委員長に川上和吉君、同審査会委員に細田徳壽君を任命したので、それぞれその事後の同意または承認を得たいとの申し出があります。
尾崎士郎氏は、勤評闘争は理論を越えて政治的対立だと称している。池田潔氏は、勤評闘争は根深い自民党対日教組の対立だと評しておる。そして次のように言っております。」